研修会では、根室教育研究所から昨年度の研究の成果として研究紀要108号「地域素材の効果的な教材化 ~あなたにもできる!北方領土を使った学習~」を佐藤博康所員が発表いたしました。
内容としては、北方領土学習について多種多様な教材・資料の収集や開発、データ化を図ることで「いつでも、どこでも、誰でも」授業実践ができるということを目指して作成したことを発表し、参会者からは北方領土を身近に感じられない子に対してどのような資料を使えばよいかという疑問や根室教育研究所の提案・提供型の研究発表を自らの研究所でも参考にしたいという発言がありました。
(北方領土学習についての過去の研究紀要は4種あります。1~4号についても研究所までお問い合わせください。)
その他にも、「どの子も意欲的に参加できる授業の在り方~ユニバーサルデザインを意識した授業づくり~」(釧路教育研究センター)「思考力を高めるためのICTを効果的に活用した授業づくり」(釧路教育研究センター)などが発表され、所員間で管内をまたいで交流が深められました。