<ダイジェスト発表を行う瀬川主幹教諭(中標津東小)>
今年度の道東地区教育研究所所員研修会は、十勝地区での開催で幕別町百年記念ホールで1日目が開催されました。初日は教育講演会が行われ、2日目に所員研修会として所長部会、所員部会に分かれて活動しました。所員部会では今年から運営方式が変わり、発表を受け持つすべての団体が5分間でダイジェスト版で研究内容を伝えました。つづく「ブース交流」ではさらに詳しく聞きたい内容のブースに移動して参加する、という2段階の構成となりました。
<ブース交流の様子>
ブースでは20数名の参加者に20分間ほどで研究の概要を伝え、特に以下のことをポイントとしました。
子どもが主役の授業づくりをするために
「主体的に」・・・教材(学習問題)との出会わせ方を工夫すること
「対話的に」・・・子どもたちを同じステージに乗せること(教具、テーマ設定などを通して)
算数の「拡大図と縮図」の単元では実際に参加者に学習問題としてどのように提示するかを考えていただき、その後に紀要を用いて確認する、という演習も行いました。
<その他の発表から>
十勝教育研究所のブースに参加した堀井所員の話では、ブース交流全体が実際に十勝が取り組んできた「思考ツール」を用いた演習が行われ、その効果や扱い方を参加者に体験していただくという趣旨で研修が行われました。
この道東所員研を通して道東地区33の研究所が互いの成果を還元し合い、各研究所に持ち帰り交流をすることでさらに各管内、各市町村の授業が充実していくことが期待されています。
コメントを残す