8月16日、中標津小学校を会場にコミュニティ・スクール研修会が開催されました。中標津町教育委員会の主催で行われ、夏季休業を利用し多くの教職員並びに一般からの参加がありました。
講師として北海道教育大学釧路校のキャンパス長 玉井康之氏が招かれ、新指導要領の改訂のポイントの解説に続いてコミュニティ・スクールの果たす役割について説明がありました。
最大の目的・・・子どもの社会的発達を保障すること
そのために学校運営協議会は以下の役割を担うこと
①学校を応援し地域の実情を踏まえた特色ある学校づくり
②学校支援に関する総合的な企画立案を行う
(→年間を見通した場当たり的ではない計画の立案)
「地方における新しい教育課程の開発」として地域に根ざした教育の重要性についても触れられました。(多くの教科書は東京地域を中心としているため、実態が大きく異なる事例がある)
なかでも、一次産業が中心となる管内においては、子ども自身が身近な地域について誇りを持てるように教育を組み立てていくことが人材の流出を防ぎ魅力ある地域作りにも資することなどが伝えられました。
《情報》
中標津町では、4月から町内3校でコミュニティ・スクールがスタートしています。(中標津小学校、中標津中学校、計根別学園)。また、他の学校でも今年度中に順次導入が予定されています。
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